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2014年9月5日(金)第236号『年に一度の…』 

投稿日:2014 年 9 月 5 日    カテゴリー:スタッフ日記,大学の日常

「週刊 花の金曜日」の執筆担当者が新体制になっての図書館第3弾。
今年も年に一度の図書館一大イベントの時期がやってまいりました。本日が最終日!
アカザワさん曰く、「修行」だそうで、その名も…

蔵書点検!

はい。先週の花金(8月29日(金)第234号『アリとキリギリス。』)でも登場していますが、
今回は、「図書の捜索願い」について触れたいと思います。

よく利用者の皆様から
「この本を探しているけど、その場所にない!!」
との声を聞きます。

早速、一緒に見に行って見ると、普通にあったりもしますが、
見つからない場合は、再検索してみます。

すると、どうでしょう!
「配置場所」とは違う場所を探していたり、
図書館内には無い本(研究室の図書等)を
一生懸命探していたりするではありませんか!
(たまに「貸出中」の本を探しに行ったりもしています。)

学生諸君! 時間がもったいないですよ!
検索結果の「配置場所」と「状態」は必ずチェックしてくださいね。

ところが、時々「モンダイ」が発生します。図書が正しい場所にないのです!
そんな時、我々図書館スタッフはまず近所(*1)を探してみます。

 

*1 「近所」の例。(この場合、同じ場所で、ちょっと並び順が違っていますね。)
ヒント:A,B,C,…と歌いながら間違い探しをしてみてください。(背ラベルの中段)

 

近所にあれば、見つかる可能性80%(?)

近くになければ、次は違う配置場所の同じ番号のところや
似たような番号のところを探します。
たとえば、「洋書」のコーナーの該当場所や、
似たような数字の並びや3と8と9など見間違えそうな数字の所など???。

アタマをフルカイテン(?)させて、ありそうな間違いを予想して探してみても、
見つからないと、もう大変! 全体をクマナク探すしかありません!

そうして「捜索願い」が出た図書を片っ端から探す旅に出るのですが???、
あるわ、あるわ、迷子チャンたち!

捜索中の図書とは別に??? なんでココに??? の迷子チャン!(*2)

*2 「迷子チャン」(わかるかな? この中に仲間はずれがいます。)
ヒント:本のタイトルは写っていませんが、「背ラベル」で探すと、この並びにはいないはずの分類番号が???。(背ラベルの一番上の段に注目!)

 

彼らを連れて(抜き出して)旅は続く…
(救出した「迷子チャン」たちは本来の場所へ帰っていきます。)

しかし、やはり、見つからない。
そうなると、最後の砦がもう「蔵書点検」しかないのです。

これは人間の目ではなく、機械が資料IDを読みとって
コンピュータが機械的にデータ照合してくれるので、
きっと見つけ出してくれるだろうと淡い期待を抱きます。

利用者には申し訳ないのですが、これが最後の手段。
見つかった頃には試験もレポート提出もトックニ終わっていて
「用なし」になっているかもしれませんが、
次の利用者のためにも、出てきてほしいと期待してやまない図書館員。

どうか、利用者の皆様、本棚から取り出した本はきちんと元の並びの位置に戻すか、
戻す場所がわからなければ、図書館員にお渡しください。

こんな感じで、棚の端っこにポツンと置かれていると、
気づかれずに「迷子チャン」になってしまうかもしれません。

 

わかりますか? 右端の2冊がそれです。

最後はお願いになってしまいましたが、
この「年に一度の図書館一大イベント=蔵書点検」が密かに好きなヒガシでした。

「間違い探し/仲間はずれ」の答え。
*1 … オレンジ色の「G62」さん。もうちょっと左側に並びましょう。
*2 … ホワイトの「021.4||C99」さん。(と、お隣の「220.04||H26」さん。)
まわりは221の仲間たちですよ。021.4さんはまったく違う場所へ、右隣?深緑色の220.04さんはご近所のようですが、いざ探すとなると見つかりにくそうです。(ヒガシもこの写真で発見しました。→元の場所へ戻しておきました。)
オレンジ色とホワイトは仕込みでしたが、実際にはもっと分かりにくく潜んでいます。

 

オマケ:点検後は本が少し乱れますが、

点検直後の書架(本棚)

きちんと整理するとどうでしょう!

一段、一段、手作業で整えていきます

見事に、キレイニそろっています。
(注:写真の人物はワタシでも次回の担当者でもありません。)

図書館ネタが3週も続いてしまいましたが、
次回の花金担当は、図書館員ではない職員の方が初登場です。どうぞお楽しみに。

2014年8月31日~予備記事公開編~ 第235号『1964年の夏…』

投稿日:2014 年 8 月 31 日    カテゴリー:スタッフ日記

(事務局より)
今年度から新体制となった「週刊 花の金曜日」。万が一、更新が飛んでしまったときのために備えた「予備記事」というものがあります。

今月は順調に更新が行えましたが、8月で旬が終わってしまいますので、日の目を見られなくなる前に、その「予備記事」をここで公開。今後も、「金曜日」以外にも、神出鬼没の更新があるかもしれません。ぜひ、こまめに宮崎公立大学ウェブサイトをご覧ください。

それでは、今回の予備記事『1964年の夏…』をどうぞ。

—–

今から50年くらい前のことです。

宮崎公立大学はもちろん影も形もなく、ここには、宮崎大学教育学部がありました。私の家は、近くだったものですから、学校に通うときはいつも教育学部の中を通って、通学していました。

また、ここは、私にとって夏休みの遊び場の一つでもありました。

宮崎大学教育学部が移転した後、宮崎公立大学がつくられたのですが、その際、できるだけ植栽されていた木々を残すような形で建設が進んだと聞いています。

もう50年くらい前の話ですから、当時の木々1本1本を覚えているわけではありませんが、大学は違っても、木々のイメージは当時の思い出を誘発してくれます。

私が宮崎大学教育学部の敷地に入るのは、北側の霧島児童公園の方角からでした。そこには、小さな入り口があり、その入り口から入ると、左手の木造の校舎からは、ピアノの音がよく聞こえてきました。学生がピアノの練習をしていたのだと思います。ピアノの音を聞きながら、大学の中を通り抜け、南側の正門から抜けていく、とそんな感じでした。

また、夏休みには、格好の昆虫採集の場となりました。小学生の夏、なぜか、蝉取りに夢中になり、毎日、通い、蝉を一杯とって帰っては、母親から、なんでこんなに採ってくるの?といぶかしがられたことを記憶しています。

 

自分でも、なぜ、あんなに蝉採りに夢中になったのか、今では、思い出せませんが、夢中になっての蝉採りとBGMの蝉の声とピアノの音色は今でも覚えています。

そうそう、そんな折、先生からだったでしょうか、朝早く行けば、蝉が殻から脱皮するところを見ることができるかもしれないよ、と言われ、何回かチャレンジし、数回目にようやく直に見ることができました。丁度、脱皮するところでした。アブラゼミだったと思いますが、脱皮したばかりの白い羽根をうっとり見ていたことを思い出します。その日から、あれだけ夢中になっていた蝉採りを何故かやめてしまいました。

 

自分でも、なぜだか、よく覚えていませんが、今思えば、懸命に脱皮したばかりの蝉を見て、蝉も一生懸命生きているんだと感じたからではないかと思います。

まだまだ、暑く、蝉の鳴き声がシャワーのように降り注ぐ日々が続きます。今では、ピアノの音は聞こえませんが、50年前のあの頃のことが思い返される季節です。

以上、事務局長サヤマがお送りしました。

2014年8月29日(金)第234号『アリとキリギリス。』

投稿日:2014 年 8 月 29 日    カテゴリー:大学の日常

ギラギラと太陽が照りつけているかと思えば、あっという間に厚い雲が空を覆い、激しい雨が降ってくる、そんな日々が続いている今夏。

この宮崎公立大学blog「週刊花の金曜日」にとって、6度目の夏となりました。

そんな6度目の夏にハジメマシテ&コンニチハ。

先週のアカザワさんに引き続き、MMU図書館から図書館職員のミネがジワジワ~っとお送りいたします。皆さまにも、ゆるゆる~っとした気分でお付き合いいただければ幸いです。

なにとぞよろしくお願いいたします。。。<(_ _)>

*** *** ***

集中講義は開講されているものの、夏休みに入り、学内を行きかう学生の姿は、通常の開講期より、めっきり少なくなっています。

裏を返せば、学生の皆さんは、学内外を問わず、さまざまな活動に力を注いでいるのだろうと頼もしく感じたりもしていますが。

「新聞?雑誌の無料配付」も終了し、
  現場は、すっかり静かになりました???。

 

図書館も夏休み期間中は、人の出入り?本の出入りともに、緩やかになります。

「じゃあ、ゆっくりお茶でも???」

否!! 当り前ですが、そんな時間はありませーーーん。

この時期に進めておきたいのが、【蔵書の整理】なのです。

例えば、年々増える資料にギュウギュウになっている書棚から、利用状況の低い資料をピックアップし書庫へ移動させる。

利用者の少ないこの時期だからこそ、新学期のスタートまでに、少しでも進展させたい作業の1つです。

before:? 返却本の返る隙間もありません。。。

↓↓ 違い、わかりますか??

after: モットーは 「探しやすく、手に取りやすく」

 

そして、この時期の大掛かりな蔵書整理、それが、図書館蔵書の棚卸=「蔵書点検(蔵点)」作業です。

例年、1週間程、図書館を休館させていただいて、この蔵点作業を地味~に、もとい!地道に行っています。

不明資料の洗い出しや、資料状態の確認など、利用者の円滑な図書館利用の礎となる重要な作業です。

蔵書点検の詳細については、昨年度の花金ブログをご覧ください?

開館しながら、一部では既に作業しています。
※アルバイト学生の皆さん、ありがとう!

今年度は、来週9/1(月)から9/5(金)の1週間を予定しています。

利用者の皆さまには、ご不便をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。

なお、9/8(月)からは、AM9時より開館予定ですので、

ガシガシでも、フラ~っとでも、足をお運びください。お待ちしています!

 

???結果、図書館からの澳门赌场が前面に押し出されたブログになってしまいましたね。

次回は、もっとゆるゆる~っとお送りしたいと思います。

それでは、皆さま、夏風邪など召しませぬよう、健やかにお過ごしください。

(了)

2014年8月22日(金)第233号『図書館のイベント開催報告』

投稿日:2014 年 8 月 22 日    カテゴリー:イベントレポート

8月15日(金)は大学がお休みでしたので、「週刊 花の金曜日」も一週お休みしました。今週から再開です。

 

7月11日付けの第228号から執筆陣が新体制になりましたが、図書館:アカザワは昨年に引き続き執筆することになりました。Librarianらしく、今年も大学図書館に関する事柄を中心に書いていこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

というわけで???

少し古いお話になってしまいますが、平成26年8月4日(月)から13日(水)まで、図書館では「新聞?雑誌の無料配付」を行いました。

これは、製本保存の対象ではなく、且つ保存年限を過ぎた新聞や雑誌について、本学の学生と教職員を対象にして、無料で配付するというイベントです。大学図書館の資料として永年的に保存するほどの必要性はないけれども、ただ廃棄処分してしまうのではなく、学習や研究、趣味やサークル活動などの一助になるよう少しでも有効活用してほしい、という趣旨で行っています。

そして今回は、新聞?雑誌に加えて、除却した図書(複数冊所蔵がある、情報が古くなり資料的価値を失った等の理由により、登録を抹消した図書)の配付も行いました。

それでは、前日の準備から初日にかけての模様を写真でレポートします。

 

前日準備①(職員の悪戦苦闘の模様)

 

机の上に乗りきりません。。。

 

ブックトラック両面いっぱいの雑誌

 

準備万端!

 

一番乗り!

 

お目当ての雑誌はどこかな?

 

どんどん増えていきます

 

 

最終日までたくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございました。

次回は後期定期試験終了後(平成27年2月上旬)に開催する予定です。お楽しみに!

 

まだまだ夏真っ盛り。暑い日が続いていますので、熱中症などくれぐれもお気を付けください。

 

 

2014年8月8日(金)第232号『台風11号にご用心』

投稿日:2014 年 8 月 8 日    カテゴリー:おすすめスポット,スタッフ日記,大学の日常

先月も台風8号が宮崎を通過しましたが、またしても台風11号が九州に接近する動きを見せています。先週から宮崎県内も各地で雨量が増えていますので、災害に対してくれぐれも油断をされないようご注意ください。

 

さて、宮崎公立大学では、先週前期定期試験が終了し、いよいよ夏休みに入りました。また、8月3日からは異文化実習のため、宮崎公立大学の学術交流協定校等であるカナダのバンクーバーアイランド大学、韓国の蔚山大学校、蔚山科学大学校、英国のスターリング大学へ、合わせて約50名の学生が短期研修に行っています。充実した日々をお過ごしください。

 


夏休み開始直後、さすがに学生見えません。

 

ふと昨年同時期の記事を見ていると、私の隣のUさんが、セミの抜け殻調査を行っているではありませんか。観察記録は継続が必要、ということで、今年も抜け殻の定点調査を行います。昨年と同様、4地点でそれぞれ4本の木を無作為抽出し、目視による計数を行った結果を以下に記述します。

 

 

(各地点の調査結果)
A地点 76個 (H25 80個)
B地点 15個 (H25 16個)
C地点  4個 (H25 26個)
D地点 68個 (H25  7個)

 


アブラゼミとクマゼミの美しいセッション


背伸びしても届かないような高いところまで登っています

 

昨年の調査と併せて考えると、A?B?C地点は隣接するにも関わらず、A地点だけが多いという傾向は変わらなかった点は興味深い結果となりました。また、他の3地点から離れているD地点においては、昨年とは個数にかなりの開きが見られます。恐らく小学生のとき以来約30年ぶりに真剣に眺めたセミの抜け殻ですが、土の中から出てきて、木をよじ登り羽化し、羽ばたいていくプロセスを想像しながら見てみると、その力強い生命力を感じざるを得ません。

立秋を迎え、暦の上では秋ですが、残暑はまだまだ続きそうです。暑さに負けずに頑張りましょう。企画総務課キノシタでした。