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平成27年5月22日(金)第270号『学内ギャラリー散歩』

今週に入って、奄美地方に続いて、沖縄地方が梅雨入りをしました。
じわじわと梅雨前線が宮崎に近づきつつあるようです。一年中で最も嫌な季節になりますね。

さて、今回はそんなグレーな気分になりがちな時季に気持ちを和らげてくれるものをご紹介いたします。
題して、「 学内ギャラリー散歩 」です。
普段は、視界に入ってもなかなか鑑賞に浸る余裕がないかもしれませんが、改めて学内を廻ってみると、色々な美術作品に巡り合うことができました。

 

先ずは、『研究講義棟』からです。7階の交流ラウンジに展示されています。
宮崎市街を一望できて、学生の皆さんには、自習や打ち合わせなど、思い思いに過ごせる場所ですね。

題名:「歩」
作者:山形 初美

 

続いて、『講堂』です。

抽象画の大作です。自由な発想で見てください。

題 名:「 歩 」
作 者:山形 初美

 

次は、『交流センター』です。ラウンジに展示してあります。

個人的にはお気に入りの風景画です。

題 名:「エルミタージュ美術館前庭」
作 者:秋元 清弘

 

もう1点。こちらは珍しく水墨画になります。

題 名:「朝の調べ(樅木尾有楽椿)」
作 者:向原 常美 ※宮崎県出身の墨彩画家の第一人者


次は、『附属図書館』です。ブラウジングホールの壁に展示してあります。

抽象画のようですが、間近で見ると結構メルヘン調の作品でした。

題 名:「おさんぽ005」
作 者:山形 初美

 

次は、『管理棟』です。2階ホールに展示してあり、学生の皆さんはなかなか目にする機会は少ないかと思いますが???。

題 名:「 静 物 」
作 者:喜多 三知

 

題 名:「 花菖蒲 」
作 者:服部 蕃

 

題 名:「 カトレア 」
作 者:岩尾 信夫

 

題 名:「 顔 」
作 者:瑛 九

瑛九は、宮崎市出身の画家、版画家、写真家で抽象的な作品が多いと言われています。

独特の世界観があるようですね。

本学から北へ徒歩10分程の県立美術館には瑛九のコレクションがあり、「瑛九展示室」として常設展示されていますので、是非ご覧になってみてください。

 

さて、最後に「特別会議室」です。

普段は、教授会が開催される部屋となりますが、学生の皆さんは唯一4年次の卒業論文の提出の際に入室する機会がありますね。

その際は、時間との闘いで絵画に目をやる余裕はないかとは思いますが????。

題 名:「 月下乱舞図 」
作 者:柿本 稔

 

以上、10作品をご紹介しました。

気分を和ませてくれる花の絵画あり、想像力を刺激する抽象画ありと様々ですが、“芸術の秋”に限らず、時にはこのような美術作品に触れる心のゆとりが欲しいものですね。

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以上、今回は学務課のヤマダがお届けしました。