２年次前期の必修講義として実施している「キャリア設計Ⅰ」（担当：川瀬教授）では、「キャリアデザインの必要性を理解する」ことを到達目標に、担当教員による講義、卒業生?社会人の講話、グループワークなどにより、キャリア設計にかかわるさまざまな情報を提供して、受講生の自己理解、職業理解?就業意識を促進し、就業能力を高めるような支援を行っています。

　今年度は、卒業生３名、社会人３名の計６名の方に講師のご協力をいただき講義を行っています。６月２５日（火）はMM Capital Partners株式会社でIR?アドミグループのマネージャーとして活躍中の卒業生、後夷 心悟さん（2015年３月卒業?ビンガムゼミ）にお越しいただきました。

　講義では、高校を卒業後、他大学に進学?中退し、アルバイトやワーキングホリデーなどを経て本学に進学するまでや、自身の就職活動、就職した後から今の仕事に就くまでのキャリアについて、振り返りながらお話いただきました。

　受講学生からは、「周りを気にしながら『普通』の道を探していたが、人生はひとつの道だけはないことを知れてよかった。」「壁にぶつかったとしても悩んで止まってしまうのではなく、自分なりに新しい道を開拓して進み続けることが大切なのだということを学んだ。」など、身近な先輩の話から、多くの刺激と学びを得た90分間となったようです。

　講義後は、本学同窓会「凌雲会なな会」が主催する卒業生と在学生との交流イベント「お仕事カフェ」にもご協力いただき、ランチを食べながら学生とフランクな雰囲気でお話をしていただきました！

　卒業後すぐに海外での仕事にチャレンジした後夷さん。大学卒業時には叶えられなかった目標も、常に目的を持って資格取得や業務経験を積みながら、着実にキャリアアップを行い、ほぼ達成できたとのこと。
　今後のますますのご活躍を楽しみにしています！